立山山麓 植物図鑑

10月上旬の植物

サワフタギ


(解説)ハイノキ科ハイノキ属
名前のように、典型的なものは細い山間渓流を上から覆うように生育していたり、湿原の周辺に生育して群落を形成している。このほか、明るい二次林中のやや湿った場所に林床に広く分布する。高さ5mほどになるというが、多くは1m程度。葉はつやがなく、縁には細鋸歯がある。花は4~5月頃に咲き、白色。秋には果実があざやかなルリ色となり、美しい。 
サワフタギにはニシゴリという別名がある。錦織木の意味であるという。ハイノキ科の植物は灰を染色に用いる種が多く、ハイノキやクロバイなどのように、「灰」や染色に絡んだ名前が付いています。

(開花時期)5月

(場所)極楽坂エリア

(メッセージ)またもや花ではなく、実の紹介になってしまって申し訳ないです。
花を見つけ次第、また載せます。
秋の実は青や紫系のものがとても多く感じます。
このサワフタギの青い実もとても鮮やかな色をしています。

カメバヒキオコシ


(解説)シソ科ヤマハッカ属
カメバヒキオコシは、似たものが多いヤマハッカの仲間のなかで、葉に大きな特徴があるので識別しやすいもののひとつだ。
名の由来は、葉の先端が3裂して中央の裂片が長く伸びた様子を亀の尾に見立て、葉の形を亀の甲(背)に見立てて、亀葉ヒキオコシの名になった

また、引起こしの名の由来は、昔々、真言宗の開祖になる空海が山地を歩いていると、修験者が倒れていた。それを見た空海は、そばに生えていた、ヒキオコシの葉のしぼり汁を修験者の口に含ませた。
修験者は、たちまち元気になり、起き上がり、また修行に向かったという、ヒキオコシの名の由来がある

(開花時期)10月

(場所)極楽坂エリア

(メッセージ)この葉っぱの特徴みました?
本当にカメみたいな葉っぱだったでしょ?
カメバヒキオコシなんて変わった名前がついてるからどんな由来があるのかと思いきや、葉っぱの形が名前の由来だったなんて!
それにしても変わった形の葉っぱですよね。
花よりも葉っぱで見わけがつきますね。

ムラサキシキブ


(解説)クマツヅラ科ムラサキシキブ属
高さ3m程度に成長する。小枝はやや水平に伸び、葉を対生する。葉は長楕円形、鋭尖頭(先端が少し突き出すこと)、長さ6-13cm。細かい鋸歯がある。葉は黄緑で洋紙質、薄くて表面につやはない。初めは表側に細かい毛があることもある。

花は淡紫色の小花が散房花序をつくり葉腋から対になって出て、6月頃咲く。秋に果実が熟すと紫色になる。果実は経3mmで球形。栽培品種には白実のものもある。

名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、この植物にこの名が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われる。「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味。

(開花時期)9月~

(場所)極楽坂エリア

(メッセージ)【ムラサキシキブ】といえば皆さん、1度は耳にしたことがある名前だと思います。
私は、紫色が好きなのでこの【ムラサキシキブ】も好きな植物のひとつです。
何となくこの紫でまんまるの実を見たら、食べらるのかと思ったら食べられないみたいです。
残念…観賞用ですね。