立山山麓 植物図鑑

7月下旬の植物

タケニグサ


(解説)ケシ科タケニグサ属
花の頃の茎は粉を塗ったように白いが、実を熟す頃には黄色っぽくなる。
茎の質感や中空であることから竹似草という。
またタケを一緒に煮るとタケが軟らかくなり、細工がしやすいので竹煮草という説もある。

(開花時期)7月

(場所)粟巣野エリア

(メッセージ)花が散って秋になると平たい果実を着けます。秋風に吹かれてサヤサヤとささやくように音をたてることから「ささやき草」とも言われています。
ささやいてるかどうかを今年、耳を近づけて聞いてみたいと思います。

シシウド


(解説)セリ科シシウド属
山地や高原などに生える大形の草で普通は1mほどだが、大きなものとなると2m近くにもなる。春に芽を出して夏までにこれほどまで大きく成長するのも珍しい。
このダイナミックな花は小さな花が何万と集まってできたもので、散形花序という。打ち上げ花火のような形は花が散った後もそのままで、種子をびっしりとつける。やがて種子が落下しても同じ形で初冬の頃まで立ち尽くし、霧氷の花を咲かせる。

(開花時期)7月

(場所)粟巣野・極楽坂・稜線エリア

(メッセージ)シシウドの花はとても細かく、解説にもあったように打ち上げ花火のように見えます。
何万もの小さな花が集まって、打ち上げ花火のような美しい姿を見せてくれてるんですね。
見かけによらず、強剛なのでイノシシが食うのに適しているところからきている名前だそうです。
餌の少ない冬に、猪がこの根を掘り返しに来るらしいです。
花には蜜が多く、いろんな虫が吸いにきています。

ヒメシャジン


(解説)キキョウ科ツリガネニンジン属
高さ20-60㎝になる多年草。葉は互生し、披針形で先がとがり、基部は円形かくさび形。茎の先に先が5裂した青紫色の花を1-数個つける。萼片は線形で鋸歯がある。

(開花時期)7月下旬

(場所)極楽坂・有峰エリア

(メッセージ)この花もよく見かける花のひとつです。
ヒメシャジンもホタルブクロのように蛍を入れて遊べそうですよね。
とても落ち着いた色あいですよね。